ワインのはなし6号「自然派ワインについて」にあわせてお楽しみいただきたいワインたちをお選びいたしました。刷り上がった6号とともにお届けいたします。 今最終号は「何を以って自然派ワインとするのか…」というお話を繰り返し何度もさせていただいております。ぜひグラスを片手にお読みいただき、本テーマの深淵に触れていただければと思います。ちなみに私は「その線引きは私にはできない派」であります。 ＜微発泡白：トレンティーノ・アルト・アディジェ州／ソラリス100%＞ 何も足さない、何も引かない。澱と共に瓶詰めされていて濁りのある、微発泡の白。今や入手最困難ワインのひとつとなってしまったワインです。こちらは【限定数】のご用意です。 ＜白1：ピエモンテ州／エルバルーチェ100%＞ 国立自然公園の山の中にある畑でオーガニック栽培された土着品種の白。オレンジワインのように果皮を浸け込んだまま醸し発酵させたものを10%ブレンドし、瓶詰め時のみ極少量の酸化防止剤を添加。果皮由来の柔らかい旨みと、品種特性である酸味のバランスが秀逸でしみじみと美味しい。 ＜白2：トレンティーノ・アルト・アディジェ州／ピノ・ビアンコ主体＞ オーガニックに加えて、天体の運行を考慮して作業内容を決める「ビオディナミ」の造り手。最新の知見や技術を用いつつこの地域の伝統的な品種構成のブレンドで造られた、エレガントな白。全てにおいて温故知新を美しく体現している1本。 ＜赤：ヴェネト州／メルロー100%＞ 「自然なワイン」というものをストイックに探究し続け、長年に渡りイタリアの自然派ワイン界を牽引してきた著名生産者の1本。自然派ワインとは何か、ひとことでお伝えするのは私には到底不可能ですので、ぜひとも彼のワインの中にその答えを見いだしていただければと思っております。 ＊お届けの希望日時があるお客さまは、備考欄にご記載ください。 ＊特にご希望日時がない場合は、平日着の場合は19〜21時指定、土日祝着の場合は午前中着指定にて発送いたします（発送予定日が分かり次第、お届け予定日を一度ご連絡いたします）。